↑シーズン終盤に一瞬瞬間1位になれました。嬉しい。
こんにちは。今期もギリギリ2100に乗ることができたので記事を書きます。これは自慢なんですけど、8世代で潜ったシーズン、シーズン3以外2100に乗っています。いや、それシーズン3乗ってないから自慢にならないやんけーwて言われるとそこそこ傷つきます。
今期の構築はかなり考えて組んだので、そこそこ長くなると思いますが、書いていきます。
構築経緯
今期は、前期ほとんど存在していなかった挑発悪ウーラオスや、ダイストリームを打てるウーラオスが増えたことでチョボマキでのウーラオス受けが不可能となった。そのため、前期の並びのチョボマキをピクシーに変更し、眼鏡ジバコの増加、鉄壁ジバコの減少からジバコイル受け枠のフシギバナをトリトドンに変更した。
個体解説
ぽけっとふぁんくしょん!
ドヒドイデ@くろいヘドロ(さいせいりょく・ずぶとい)
157(252)-×( )-224(252)-73( )-163(4)-48( )
ねっとう/トーチカ/
くろいきり/
じこさいせい
HB- 特化鉢巻
の先行エラがみをヘドロ回復2回込み乱数2発(2.73%)
陽気珠
の後攻電撃嘴確定耐え
陽気珠
の+2ダイホロウ(
ゴーストダイブ)+トーチカ貫通ダイホロウをヘドロ込み確定耐え
S- 最遅
-1
黒い霧
この並びでは、
ドヒドイデ以外で
アシレーヌや
ニンフィアを見ることができないので、身代わり瞑想型にも勝てる黒い霧で採用した。今期増えていた珠
ミミッキュや龍舞ドラパルトに投げると霧無警戒で2舞されることがそこそこあり、おかげで3秒で勝てる試合が多かった。
初手に
アシレーヌを投げられて
TODを狙われた場合は、まず身代わりを割るのに熱湯が何回必要か最初の10分で数えて乱数幅を把握し、次の5分で熱湯1発で身代わりが割れるぐらいに身代わりのHPを調節する。そして残り時間が4分ぐらいになったところで45秒使い身代わりを破壊する。そこからの行動は相手次第で決まる。要するに択である。
ニンフィアの場合、
アシレーヌと違って熱湯がなく、
ドヒドイデ対面で20分ぐだぐだしていても
ニンフィア側が勝つことはできないので残り4分ぐらいのターンでパッチラゴン等に引いてくる。そこを読んで
クレベースを投げる。結局のところは択。
思念とエレキボールエースバーンの処理
基本的に思念やエレキボールを持っているエースバーンが初手に出されやすかったので、こちらもエースバーン入りにはほぼ全試合初手から
ドヒドイデを投げてトーチカを押していた。打点があるなら
ダイマックスして打ってくるし、ないなら引いてくるので安定択である。その後はダイストリームを打って少し削り、後述するバンギの守るで膝を割る、トーチカで思念を守って毒にする、砂や珠ダメを稼ぐなどの手段で処理していた。これは言ってみればほぼ毎ターン択になるので経験則で動いていた。この「経験則」という言葉一つで片付けられている行動の数は膨大な量があるので全てここに書くとすると多分この記事が書き終わるのは明日になっている。そもそも経験則とはなんなのかというと、受けループは1、2年使っていると相手の行動が大体わかるようになる。勿論100%分かるわけではないし、こういうケースではこういう行動を取られることが多い、といったようなものである。多分この話は実際に受けループを1、2年使った人でないとあまり共感できないので、共感者を増やすために受けループをもっと使ってほしい。
ぽけっとふぁんくしょん!
クレベース@オボンのみ(がんじょう・わんぱく)
200(236)-137( )-258(244)-×( )-66( )-52(28)
つららばり/ボディプレス/てっぺき/
じこさいせい
H- ステロ2回でオボン圏内
HB- 陽気
の先行電撃嘴乱2(2.34%)
S- 無振り30族+2
いつもと同じ個体。
上位帯にパッチラゴンがいなかったのが死ぬほど助かった。
龍舞ドラパルトの増加
今期は本気で龍舞ドラパルトが多かった。
ドヒドイデのところで、霧のおかげで龍舞ドラパに勝てた的なことを書いたが、実際は100%勝てるわけではなく、ただ流すことしかできないので、ドラパルトを見たら積極的にクレベースを投げていた。
なんなら、龍舞以外のドラパルトを選出されることがなかったので特殊無警戒でドラパルトに
クレベースをぽん、と単体で投げてもよかったレベル。流石に怖いからあんまりしないけど。
ぽけっとふぁんくしょん!
エアームド@
ゴツゴツメット(がんじょう・わんぱく)
172(252)-100( )-209(236)-×( )-90( )-93(20)
ドリルくちばし/ボディプレス/てっぺき/はねやすめ
S- 準速40族抜き(
意識)
ダイジェットで準速
+2
前期の調整だと準速
ドサイドンと同速だったので1伸ばして抜けるようにした。
最終日一瞬この枠をアーマーガアで使っていたが、ダイホロウのBダウンがなくなったところで
ミミッキュやドラパルトに投げれるわけじゃないのでアーマーガアである利点が少なく、
エアームドに戻した。
シーズン中、5匹ほどのゴリランダーがこの
ポケモンにキョダイコランダを打って降参してきた。多分急所に当てないと崩せないからそうしているのだろうが、
エアームドに
ダイマックスを切って次のターンに降参してくる絵面が面白かった。
これは前期からそうだったが、エースバーンのおかげで耐久に降ってるギャラドスが増えていたので、クレベースを出さずにドヒドイデ+エアームドでギャラドスを見る選出をすることがまあまああった。仮に珠であったとしても択を制することができれば勝てる。エースバーンのおかげで環境から減ったポケモンは他にもヒヒダルマ、ギルガルド、ナットレイ等が挙げられ、いずれも受け視点かなり面倒な部類だったのでエースバーンに感謝しなければならない。その分エースバーンに負けてるからしないけど。
役割対象:etc...
ピクシー
ぽけっとふぁんくしょん!
S- 無振り60族+2
一応悪ウーラオス受けのつもりのポケモン。鉢巻暗黒強打に後投げした後ダイスチルで死んだりした。一応この問題を解決するために、ウーラオスにピクシーを投げる際は水ウーラオスのケアにもなるドヒドイデと一緒に投げるようにしていた。水ウーラオスのケアになるとは言ったが、ドヒドイデはダイナックルダイサンダーで死ぬのでなんのケアにもなっていない。どころかこの構築はそもそも水ウーラオスが受かっていない。気合で処理していた。
欠伸の一環切り
受けループは8世代に入ってからグライオンが消えたことで、再生力を回したり定数ダメージを入れないとカバルドンに確実に1匹眠らされてしまうという大きな問題を抱えていたが、火炎玉で欠伸の一環を切ることでそれを解決させた。これが本当によく刺さり、カバルドンを出されても相手ができることはせいぜいステロと吹き飛ばしぐらいで、むしろこっちがほぼ無償でステロを撒くことができたので実質的に3vs2でシングルバトルをプレイすることができた。マジガでステロと砂ダメを受けないのも大きい。カバルドンにトリックを押して残飯が貰えると、残飯を2つ使えていることになり、ちょっと嬉しい気持ちになれた。
役割対象:(悪)etc...
ぽけっとふぁんくしょん!
HD- 眼鏡意識特化
S- 最遅-1
S個体値31下降-1
最初にも書いたが、鉄壁ジバコイルが消滅して眼鏡だらけになったことでフシギバナではジバコイルが受かりにくくなったので、ボルトチェンジも無効にでき数値の高いこのポケモンを採用した。こいつがいるおかげでパッチラゴンがあんまり電気技を打って来なくて面白い。電気技に投げた瞬間に裏が熱湯で焼けるチャンスが生まれるのもでかい。
仮に鉄壁をされた場合でも頑丈でなければ勝てるし、頑丈だとしてもダイアースを打つか、HP1のジバコイルに他のポケモンで適当に1回殴るかすれば良い。ボディプレスにエアームドを投げてゴツメを触らせるとかっこいいが、読まれやすいしリスクが高いのであんまりやりたくない行動ランキング第13位。
この理由はドヒドイデと同じような感じで、この構築に投げられるマリルリの9割は渦潮滅び型なので、トリトドンの呼び水で渦潮を無効にして処理をするのだが、その際お互いラス1で対面してしまうと負けてしまうのでS個体値を下げている。実際一度負けてすごく悲しかったのでこうした。ドヒドイデの方は渦潮無効でもなんでもないのでついで程度である。
悪巧み水ロトムの処理
本来、トリトドンから水ロトムには打点が存在しなく、悪巧みを3回積まれて悪の波動やダイアークで負けてしまう。しかし、襷ミラーコート型であれば、相手が悪巧み、身代わり、悪の波動@1のような技でない限りミラーコートを連打しているだけでほぼ負けない。このような型は一応S2ぐらいにそこそこいたが、現代S9は技構成がハイドロポンプ、電気技、悪巧み、眠るのようにそもそも巧みがあってもトリトドンに打点のない型すら存在している時代なので問題なかった。ただ、このような方法でロトムを突破した後はトリトドンのHPがほぼないので、裏にジバコイルがいると負けてしまう。まあ、そもそも少ないトリトドンに打点のある水ロトム+ジバコイルの並びを使っていて尚且つどちらも選出していてちゃんとロトムで3回巧んでダイマックスを切ってくる人間と当たる確率は著しく低いと考えたので割り切った。実際1度も当たらなかった。
一応襷があるとゴリランダーの蜻蛉読みで再生を押して居座る的なことが出来る。(剣舞をされると負けに直結する可能性があるので鉢巻であることがわかっている必要がある)
役割対象:etc...
ぽけっとふぁんくしょん!
バンギラス@たべのこし(すなおこし・しんちょう)
207(252)-154( )-130( )-×( )-167(252)-82(4)
ロックブラスト/まもる/
ステルスロック/ねむる
A- H4
をステロ+
ダイマ前砂1回+
ダイマ後砂3回+ダイロックで確定
HD-
意識特化
S- 無振り60族+2(主に
意識)
バンギラスに守るがあると単純に残飯でのHP管理、トゲキッスのダイフェアリーケア、エースバーンの膝割り等かなり便利な点が多いと考え、悪技を切って採用した。ダイフェアリーのケアが効くとはいえ、ダイロックでダイマックストゲキッスを落とすことはできない。そこで、熱湯やステロでダメージを入れておくと、砂ダメ込みで落とすことが出来る。ドヒドイデではトリックケアもできてエアスラの火力からマジシャの有無もわかる霧が安定だし、CSなら熱湯を打ってからエアスラ読みでバンギ引きのような動きができ、ピクシーでは相手視点天然をケアしてエアスラしか打てないのでバンギ引きが安定する...(火炎玉未発動初手の偶発対面想定)などといった安定行動を繰り返していたらいつの間にかダメージが稼げ、ダイロック圏内に入っている。これに関しても前述した経験則というものが関連してくるところがある。
なるべく守るは試合の終盤まで隠すように立ち回っていたが、4人でこの並びを共有していたため、型バレ確率も4倍となり、ほとんどバレていた気がする。それでもバレてるからといって絶望的に困るようなことはなかった。
あゆみんの動画のコメント欄で、純正受けループというコンセプトにしたいがあまり、眠るを殆ど打たないにも関わらず採用している的なことを言われていたという話を聞いたので反論として一応書いておくが、これは主にポリゴン2対策であって、毎日死ぬほど打っている。たまに鬼火等で残飯が封じられた時などにも使う。
結果
今期は4人でドヒドバンギムドー軸を共有して全員レート2000を越えることができた。(追記:ツイキャスで放送をしていたため、約2人が構築をパクっていたが、その2人も2000に行っていたので実質6人 最強構築。)
自分が一番最高高いのに最終低いせいでマウント取れなくて辛い。(638位)
TN きゅあっと 最高2102
TN はぎもん 最高最終2075
TN ピタ;ゴラス最高2061
ポケモンの型や並びはほぼ同じですが、彼らの記事も是非読んでください。
はぎもん
レンタルチーム
来期から環境が変わるのでこの構築はカジュアルバトルかフレ戦でしか使えないが、それでも使いたい人がいればどうぞ。
(2020/12/30:非公開にしました)
最後に
今期の構築は本当に完成度が高く、勝率も約65%程あったので来期から使えなくなってしまうことが残念でなりません。(追記:今期、純正受けループで2000超えが確認している限りでは自分達を含めて12人出た。これは本当に異例なことであり、それ程このような構築が使われて、勝てていたことを非常に嬉しく思う。)
来期からは暫く忙しくて潜らないと思います。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!構築について何か質問があれば(@Cramot_Ran)まで!