↑記録できた最高レートと朝8時ぐらいの最高順位と最終順位の画像
こんにちは。今期は環境が変わったので久々にポケモンをしてみました。
タイトルの+αって言うのは2130から勝ったけどホーム更新されなかったからレートわからなくて本当なら2140ちょいあるよっていうアピールです。
勘違いされそうなので書きますが、僕は別にチョボマキが大好きで溜まらなくてこいつでどうしても2100に行きたい!!なんて思っているような人間ではないです。普通に採用理由があって使ってます。
構築経緯
新環境が始まり、ハピナス入り受けループを使っていたのだが、ある日ハピナスは物理耐久が死ぬほど低く、裏にかけることのできる負担も50ダメージと非常に低く、更に一番の役割対象であったトゲキッスに余裕で負けるため、弱いということに気が付いた。そこで、ハピナスの役割を数体の強いポケモンに分けて構築を組むことができればいいのではないかと考え、トゲキッス、ドラパルト、リザードン、ウルガモスをバンギラス、水ロトム、アシレーヌをフシギバナ..というように役割を分散することに成功した。各6匹の詳しい役割対象(採用経緯)については個体解説にて。
個体解説
体感の選出率順で書きます
ぽけっとふぁんくしょん!
バンギラス@たべのこし(すなおこし・しんちょう)
207(252)-154( )-130( )-×( )-167(252)-82(4)
ロックブラスト/うっぷんばらし/
ステルスロック/ねむる
A- 無振り
ダイマックス
を
ダイマックス前砂ダメ1回+
ダイマックス後2倍鬱憤晴らし+ダイアークまたはダイロック+砂ダメ3回で確定
HD- 特化珠
の+2ダイアタック(150)+
ダイマックスして受けたダイアタック(150)を残飯込みで確定耐え
(
の調整に関してはあまりにも分かりにくいので後述)
環境にいるトゲキッスがほとんどマジカルシャインを持っておらず、バンギラスでの処理が非常に楽だった。仮にマジカルシャインを持っていた場合、裏で少し削りを入れないとダイロックでダイマックストゲキッスを落とすことができないので、積極的にトゲキッス読みで殴ることを意識していた。また、ロクブラをケアせずに身代わりを貼ってきてくれるトゲキッスもいてすごく助かったが、そういう時に限ってロクブラが2発しか当たらず、結構悲しかった。
残飯を持たせている理由は上にも書いたようにポリゴンZのダイアタックを確定で2回耐えるためと、単純に回復ソースが乏しく、ステロを撒かれるとすぐ疲弊してしまうことがバンギラスの弱点だと7世代の頃から思っていたから。実際、これが死ぬほど強くて、ポリ2の放電程度であれば残飯でほぼダメージを帳消しにできるし、ダイソウゲンや相手のゴリランダー等の影響ででグラスフィールドがある時は死ぬほど回復して楽しかった。気持ちポイヒバンギラス
また、環境に多かったポリ2+トゲキッスの並びに投げていって、ステロを撒いてかなり優位にサイクルを進めることができる点も非常に強かった。
これはただの自慢なのだが、今期ゴチルゼルに10回以上当たったが、こいつで適当にダイマックスしたり、ゴチルゼル引きを読んでバンギラスを投げたりしてたらゴチルゼルに対して勝率8割を超えることができた。これは偏見かもしれないが、多分ゴチルゼルを使っている人間はこのポケモンを1匹入れていればどんな受けループでも余裕で崩せるものだと思っているので行動が非常に読みやすく、S1やS2、S3等のバンギラスを入れていなかったシーズンでも殆ど勝っていた。ゴチルゼルを入れてまでして純正受けループに負けた時の顔を想像するのが楽しくてやめられない
(相手の攻撃は全て最高乱数、こちらの攻撃は全て最低乱数を引く前提)
珠の場合
バンギHP |
ポリZHP |
バンギの行動 |
ポリZの行動 |
ターン数 |
207 |
160 |
受け出し |
悪巧み |
1 |
207 |
150 |
|
砂ダメ |
1 |
207 |
300 |
|
ダイマックス |
2 |
64 |
284 |
|
ダイアタック珠ダメ |
2 |
64 |
140 |
鬱憤晴らし |
|
2 |
76 |
130 |
残飯回復 |
砂ダメ |
2 |
152 |
130 |
ダイマックス |
|
3 |
9 |
114 |
|
ダイアタック珠ダメ |
3 |
9 |
-12 |
ダイアークorダイロック |
|
3 |
珠以外の場合(ラム、ヨプ等)
バンギHP |
ポリZHP |
バンギの行動 |
ポリZの行動 |
ターン数 |
207 |
160 |
受け出し |
悪巧み |
1 |
207 |
150 |
|
砂ダメ |
1 |
207 |
300 |
|
ダイマックス |
2 |
97 |
156 |
鬱憤晴らし |
ダイアタック |
2 |
109 |
146 |
残飯回復 |
砂ダメ |
2 |
218 |
146 |
ダイマックス |
|
3 |
108 |
20 |
ダイアークorダイロック |
ダイアタック |
3 |
120 |
10 |
残飯回復 |
砂ダメ |
3 |
120 |
10 |
ダイウォール |
|
4 |
132 |
0 |
残飯回復 |
砂ダメ |
4 |
こちらの場合、最後のターンはダイウォールを選択しなくてもダイアタックを耐えることができるので、バンギラスのHPを残しておく必要がない場合は裏を見てダイアークまたはダイロックを選択する。
役割対象:
ヤドラン
ぽけっとふぁんくしょん!
ヤドラン@ナモのみ(さいせいりょく・ずぶとい)
201(244)-×( )-178(252)-120( )-100( )-52(12)
ねっとう/ボディプレス/てっぺき/
じこさいせい
HB- 陽気珠
のダイナックル+ダイアークをナモの実込みで確定耐え
陽気珠
のダイアーク、ダイワームをナモの実無しで確定耐え
S- 無振り30族+2
現環境で対策必須と言われているエースバーンという
ポケモン、実は特殊技と蜻蛉返りを除くと、不意打ちを元にして打つことのできるダイアークしかヤドランに打点がない。(特殊と蜻蛉の処理は後述)
つまり、
ダイマックスを枯らしてしまえばこの
ポケモンはヤドランに打てる技が不意打ちしかなくなるということである。その為、悪タイプを半減することのできる木の実であるナモの実を持たせ、適当に怠けるやダイウォールをしていたら相手の
ダイマックスを枯らすことができるようにした。
ダイマックスが切れてしまえばそこからはもう適当に鉄壁をして殴るだけで勝てる。
特殊と蜻蛉返りエースバーンの処理
ただ、エースバーンは上にも書いたようにエレキボールや蜻蛉返りと言った技を覚えるので、明らかに相手がヤドランにエースバーンを後投げしてきた場合は勿論、ヤドランとエースバーンの偶発対面ができてしまった場合も
バンギラスや
フシギバナに引いてダイサンダーのケアをし、交代を繰り返し上手いこと
ダイマックスを枯らすことができたらヤドランや
フシギバナ等で
ダイマックスをして強引に突破していた。蜻蛉返りに関しては、大抵スカーフなので一度蜻蛉を見てそこから無限に蜻蛉を押されそうであれば蜻蛉読みで
エアームドに引いてゴツメを触らせたり、有利対面を作り、
バンギラスでステロを撒いたりした。ステロが撒ければ雑にヤドランを投げていれば勝手に蜻蛉で帰って行ってステロのダメージを食らってくれる。そもそも、ヤドランに対して蜻蛉返りが半分も入らないので再生力込みで実質的に1割程度しかダメージを受けない。ダイワームでヤドランを倒されると普通に負けるので極力ヤドランのHPを高く維持してダイワームを耐えることができるように意識していた。
役割対象:
ぽけっとふぁんくしょん!
フシギバナ@くろいヘドロ(ようりょくそ・おだやか)
187(252)-×( )-104(4)-120( )-167(252)-100( )
ヘドロばくだん/だいちのちから/
やどりぎのタネ/こうごうせい
HD- 特化眼鏡
のラスターカノンをヘドロ込み確定3発
HB-
ダイマックス状態で特化+6
のダイストリームまたはダイフェアリー確定耐え
草技はないけど一応キョダイ個体
序盤流行っていた鉄壁プレス
ジバコイルと受けミラー、特殊水対策として採用した。
有利対面でヘド爆を打っていたら相手の裏が勝手に3割で毒になってくれて
ドヒドイデで熱湯を打っているような感覚に陥ることができる。
受けミラー対策のことについてだが、これは18分30秒間
ドヒドイデ等の対面で適当にボタンを押して、ラストに相手が交代して再生力で回復しようとしているところに宿り木を当てれば勝てるという話である。
エアームドを出されると
フシギバナが何もできなくてまあまあ辛いのでステロを撒ける
バンギラスと
エアームドを受けられるヤドラン、
フシギバナの3匹を出していることが多かった。
因みに、腹太鼓
マリルリには一回も当たらなかったのでHB方面の調整は一度も活きなかったが、
ドヒドイデ対策として入れているんであろう渦潮滅び
マリルリにはまあまあ当たったので、こいつでカモることができた。
更に言うと、草技がないから一応
葉緑素にしたのも1度も活きなかった。悲しい。
役割対象:
ぽけっとふぁんくしょん!
S- ダイジェットで準速
抜き
この
ポケモンに関しては大した考察もしていなくて、正直あまり書くことがない。
ブレイブバードよりステロの方がいいんじゃないかとか色々思う点はあったが、
エアームドで無理やりダイジェットをして何かの上から鉄壁をして勝つような試合が少しあったのでそのまま
ブレイブバードで採用した。ドリルくちばしでなく
ブレイブバードなのは、単純にドリルくちばしの火力が低すぎて無振りゴリランダーにも半分入るか入らないか程度だから。
ぽけっとふぁんくしょん!
クレベース@オボンのみ(がんじょう・わんぱく)
200(236)-137( )-258(244)-×( )-66( )-52(28)
つららばり/ボディプレスト/てっぺき/
じこさいせい
H- ステロ2回でオボン圏内
HB- 陽気
の先行電撃嘴乱2(2.34%)
S- 無振り30族+2
何シーズン経っても一生構築から抜くことができない現環境で一番強い物理受け。これを書くのは今更すぎると思うし、
クレベースを使ったことのある人ならわかると思うが、
クレベースは珠、もしくは放射持ちのパッチラゴンが受からない。無理矢理ダイアイスを打ってどうにかしている。
2日間だけ
厚底ブーツで使っていたことがあったが、オボンの回復がないせいで受けが間に合わないような場面が多すぎたのでオボンに戻した。(主にパッチラゴンを無理矢理処理することすらできなくなったことが原因)
だいたい、
厚底ブーツというアイテムは
ステルスロックを撒かれなければ実質持ち物無し、撒かれた場合もステロを消しただけの実質持ち物無しという超よわよわアイテムなのである。まあそれでも採用価値のある
ポケモンは普通にいるので、
クレベースがオボン持ってない無いとただの机でしかないという話。
HB- 陽気+1の専用キョダイ技に溶けるをして、次のキョダイ技を耐える
多分この記事を読んでいる全員が気になっていたであろうチョボマキ。最終日の夜9時頃まではこの枠にトゲキッス対策のミロカロスを入れていたのだが、ミロカロスがおらずともバンギラスでトゲキッス対策は事足りていることに気づき、死ぬほど重かったウーラオス対策としてシェルアーマーチョボマキを採用した。
技構成はビルドやダイナックルに抗うための溶ける、回復技の自己再生、あとはろくな技覚えないのでサイクル下で裏に負担をかけていける毒びしと 、どうせどんな攻撃技を入れても火力はないので3割毒を狙えるヘドロ爆弾
↑合計種族値305の巻貝にキョダイマックスする伝説のポケモンの図
こいつを入れた瞬間、2000前半でずっと停滞していたレートがいつの間にか2100まで上がっていた。感動。
役割対象は本当にウーラオスしかいないが、両方の型のウーラオスを止めることができるだけでも十分仕事をしてくれたのでまあ問題なかった。
役割対象:
今から20分程前、チョボマキのPGLカード風個体解説をぽけふぁんから持ってこようとしたのだが、なんとチョボマキはマイナーの域を超えすぎていて画像が表示されなかったのでわざわざチョボマキの画像を取ってきて合成した。哀れなチョボマキ
レンタルチーム
終わりに
7世代でずっと一緒に戦っていたヤドランを8世代に連れてきて、7世代で果たすことのできなかった2100を達成することができて本当に嬉しいです。レートが表示されるようになってから2100帯で戦うのは今回が初めてだったので、程よい緊張感を味わうことができ楽しかったです。
それと、僕に色個体を提供してくれた5人は本当にありがとうございました 特に、最終日の夜9時8分に誰かチョボマキ貸してとツイートしたら何故か色チョボマキを持っていて、そのままくれたなつかぜさんには死ぬまで感謝しています。あと構築名を考えてくれたこのみさんもありがとう!
S9はあんまり潜れないかもしれませんが、ここまで読んでくれた方もありがとうございました!